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星が綺麗だった…。
…。
(亜紀…。)
無償に亜紀に会いたくなった。
タバコを吸い終わり、シンはまた頭の奥底に家族の記憶をしまって、部屋に戻った。
携帯を開く。
ソファーに座り亜紀に電話をかけようか迷って結局かけないまま、ベッドに入り。
眠りについた。
本当は今すぐにでも会いに行きたい。
その心を押さえて。
………………………
‥‥‥‥‥‥
目が覚めると辺りはもう明るくなっていて。相沢は起きてテレビをみていた。
「おはよう。」
「おはよう。」
と挨拶を交わし、シンもソファーに腰掛けた。
「俺、かなり二日酔いしてるんですけど~。気分悪いし‥。」
という相沢は、頭をかいていた。
「そりゃあそうだろ!お前昨日飲み過ぎだ。」
「だってよぉ…なんか飲みたい気分だったんだよな。」
という相沢に。
「何かあったのか??新垣と別れたんだろ?」
とシンは聞いてみた。
「俺、やっぱり昨日お前に言ってたんだな!他にはなんか言ってたか?」
と聞いてくる相沢の顔を見ると、相沢はなんだか真剣な顔でシンの事をみていた。
「いや、新垣と別れたって言った後お前はすぐ寝たよ。」
「そうか…俺さ…お前に言いたい事があってさ。」
相沢の真剣な顔…。
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