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いつもの相沢なら“行く行く”と誘ったらいくのに…。
この日相沢は、新垣と別れる為に早く帰ったんだと…シンは明日聞くことになる。
シンは何も知らずに、そのまま家に帰った。
洗濯、お風呂、ご飯と済ませ今日は早めに就寝した。
………………………
‥‥‥‥‥‥‥‥
次の日…
土曜日で学校が休みだった為…シンはゆったり過ごしていた。
コーヒーを飲みながら、ベランダに出てタバコを吸っていると、携帯が鳴り出した。
携帯を取りに部屋に戻ると、それは相沢からの着信で…。
シンは携帯を持ちベランダに戻るとタバコを吸いながら、電話に出た。
〃プチッ〃
「もしもし。」
“あっもしもし細川くぅ~ん”
と電話の向こうから聞こえてくる相沢の声。
「何かようか?」
“なんでそんなに冷たいんだ!って今日、お前の家に飲みに行くからなぁ~。じゃあ!7時に来るから夕飯よろぴく。”
〃ガチャ〃
そう言って電話は切れた。
(ってか俺…いいって言ってないけど…。)
と思いながらシンは携帯を見つめていた。
(まぁいいか。)
シンはタバコを吸い終わると、部屋の片付けを少しして置いた。
相沢が来るまでには、まだ時間があったため。
シンは買い物に出かけた。
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