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学校に着き職員室に着くと、もうすでに相沢の姿があった。
珍しく早い…。
シンに気付いた相沢は、
「おはよう。」
と近付いてくる。
「おぅおはよう」
とシンも返した。
すると相沢は、
「そう言えば聞いたぞ!木下大変だったんだってな!!」
と何処からそんな話しを聞いたのか、情報が早い相沢。
「お前情報早いな!!」
そう言うと、相沢は“まぁな”と答えていた。
そして、時間は過ぎていき始業式の時間がきた。
体育館に集まる生徒に先生…。
シンは知らず知らずのうちに亜紀を探していた。
そして、後ろの方で見つける亜紀の姿。顔にはまだガーゼが貼ってあった。
(大丈夫かな…)
とシンは亜紀を見ていた。
すると、
「なにを見とれてるのかなぁ~。」
と楽しそうな相沢の声に、
「別に!!」
とシンは答え、舞台の方を向いた。
そして始業式は始まり、何事もなく終わった。
。
教室に生徒たちがゾロゾロと戻って行く中、めぐみ先生がシンに話しかけてきた。
「細川先生久し振りですねぇ~」
と、めぐみ先生はとても嬉しそうにシンを見て微笑んでいた。
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