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相沢の事をぼーっと見ていると、それに気付いた相沢は、
「あんまり見つめんなよキモイ!!もしかして、木下から俺に乗り換えようとしてるのか?」
と言ってくるから。
「キモイ…。」
と一言だけ返した。
そして、時間は過ぎていき。
「体育の授業の事ってなんなんだ??」
とシンは、2本目のビールを飲みながら聞いた。すると、相沢はもう3本目のビールを飲みながら。
「いやぁ…たいした事じゃないんだ…。ただ俺の体力が最近落ちてきてさ。あはは」
とテレビを見ながら話している。
「そうか…。」
としかシンは言わなかった。
「俺、今日泊ってくから。明日の朝メシよろしく。」
という相沢に、
「おぉ!」
とシンは返事を返した。
2人黙ってテレビを見ていた…そして、次第に亜紀の事ばかりを考えてしまうシン…。
(俺たちは…これからどうなっていくんだ…)
ビールが進んだ…。
誰にも取られたくない…放したくない…。
「おい…細川…。」
相沢の手が肩に触れた、シンは相沢を見る。
「あっ?なに?」
「酔ってんのか??」
「酔ってねぇよ。」
というと、それを聞いて相沢は手を放し、
「ビール貰うぜ。」
といいビールを取りに席を立った。
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