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あれから、亜紀には何回もメールを送った。
お見舞いに行く事が出来なくなったから。
“大丈夫か?”
“ご飯は食べたか?”
“体いたいか?”
と、何度送っても亜紀は“大丈夫”と強がる。
そして2日して退院したと電話がきた。
シンはその時学校にいた。屋上に向かいながら、亜紀からの電話を取った。
“もしもし先生??”
「亜紀?体は大丈夫か?」
“うん”
と答える亜紀は少し元気そうだった。
“今日退院したから。まだ体は痛いけど…。”
という亜紀、もう夏休みも終わりに近かった。
「あんまり、無理するなよ!!明後日から学校だけど大丈夫か??」
シンは心配で亜紀にきくと。
“大丈夫。顔はまだ不細工だから、ガーゼはってく!”
と、亜紀はいっていた。
そして、屋上につきシンはフェンスにもたれ、亜紀に言った。
「亜紀は全然不細工じゃないよ。」
と…。
(亜紀はとても可愛い。)
すると亜紀は、
“まぁ…嬉しい。”
と答える、そしてシンに質問をしてきた。
なんであの日、病院にいたのと。
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