19人が本棚に入れています
本棚に追加
また、沈黙が流れ……。
「まぁ……今日は飲もうぜ!」
という、相沢の声に。
「あぁ」
とシンは答えた。
ちょっと重い空気の中、相沢はその空気を変えようとしてなのか、テレビの電源をオンにした。
テレビの中は賑やかで、みんながクリスマスと言う事もあって幸せそうだった。
そんな光景をみると、なんだかむなしかった。
すると、携帯がなった。
メールは亜紀から。
――――――――――
件名:
本文:メリークリスマス。
――――――――――
と一文。
(亜紀……)
嬉しいはずなのに、こんなに悲しい気持ちになるのは。
君がいないから……。
*
最初のコメントを投稿しよう!