*…碇…* #2

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 シンは考えたが分からず、夜にもう一度、優と連絡を取ろうと考えていた。 (とりあえず、亜紀にも連絡とっとかないと)  亜紀の名前を表示したものの、かけづらくて、メールを送る事にした。 ―――――――― 件名: 本文:亜紀、俺の弟が英語の先生なんだって?? ビックリしただろ。 ――――――――  きっと戸惑っているとシンは思っていた。でも気のきいたメールを打つことは出来ず、普通にサラッと本題をいれた。  亜紀からメールが返ってくるのに、そんなに時間はかからなかった。 ―――――――― 件名:RE: 本文:ビックリどころじゃないです。私は、先生が双子だって知らなかったし、先生の事何も知らないって、改めて気付かされた。 悲しいよ……。 私から聞けば良かったのかもしれないけど、私は先生に話して欲しかった。先生の口から、先生に関わる事は聞きたかった。 ――――――――  そう、メールには書いてあった。
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