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(というか……なんで桜井の家にきたんだろ。つか広すぎるし……)
シンは枕元に置いてあった携帯を確認した。もう昼の1時、亜紀からのメールも入っている、すぐにメールを返すと、そのままではいけないと感じ、起きて身なりを整えた。
すると、桜井が戻ってきた。
「お前、飯くってけよな」
「いいよ、ありがとう」
そうシンは断ったが、
「もう、準備したから拒否権はなし」
そう言われ。
「わかったよ」
と答えるしかなかった。それで昼食を食べる事になったんだけど……。
「桜井……お前の家さ広すぎない?」
シンは食事をするという部屋へと案内されている間に、そんなことをこぼしていた。
しかも、執事までついている。
(桜井はお坊ちゃまなのか?)
「そのうち慣れるさ」
そう言う桜井に、慣れそうもないと感じるシンだった。
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