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「先生……ごめんね……ごめんなさい」
「もういいから」
頬に撫でる手は君にすいついて離れない。
心もそうで君から離れる事はできない。君がそうさせている……。
「亜紀……」
口付ける優しく何度も、優しく優しくそして深く深く、彼女を壊さないように、
「……っ……ん」
もれる息、酸素を求める君の体。深く甘いキス……。絡まる舌で彼女の全てを絡めとりたい。
首に回る彼女の細い腕。
もうこのまま……本当にこのまま、一生時間が止まってしまえば良いとさえおもった。
もっと触れたい、ここが何処だかは分かっている。だが、気持ちは体は正直で彼女を求める。
理性なんて……。
もう吹き飛んでしまいそうだ。
甘い口づけ、鼻をくすぐる香り、体が痺れる。何も考えられなくなってしまう。
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