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「謝るな……」
「私、自分に自信が持てなくて……。先生が他の人のところに行かないかって、不安なの」
何故、誰かを好きになると、こうも自分が弱くなってしまうんだろうか。
「何処にも行かないよ……」
亜紀のおでこに優しくキスをし。
「亜紀、俺がお前しか見えない事を、どうやったら証明出来るんだろうな」
そう呟いた。
心の全部を伝えるのは困難で、どうすればいいのだろうと、考えても思い付かない。
好きすぎて、疑ってしまう事や、自分に自信がなくなってしまう事。
恋の与える影響は大きい。
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