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*…朧…* #4
撮影時のライトが眩しくて、少し目がおかしかったが、そんなこと君と話していたら、いつの間にか治っていた。
そして相沢たちのところに戻った。
「おっそ」
と睨む相沢に、
「ごめんごめん」
とシンは軽く謝った。それから車に戻り、お腹が空いたため、ファミレスに寄ることになった。
その車内、相沢が2人で居なくなった事にブツブツ文句を言っていて、
「ウザイ相沢」
とシンや優に言われていたが、相沢は静かにならず。シンは呆れていた。
それから少ししてシンは何を思いついたのか、いきなり亜紀の耳元でボソッと呟いた。
「亜紀、俺がお前しか見えてない事、証明してやろうか」
と、シンの妖しく笑う顔。亜紀はいきなりの言葉に、首を小さくかしげている。
すると、ちょうど信号にかかり車が停車した、
「おいっ相沢」
とシンは声をかけ。運転席の相沢が声に振り向いた瞬間に亜紀にキスを落した。
いきなりの事に亜紀は固まって、
「あぁあああぁ」
と車内には相沢の大声が響いていた……。
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