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彼女は、いよいよ両親から 「自分のやりたい絵の仕事に就けないなら、普通に就職するか見合いでいいから結婚しろ!」 と迫られてしまった。 そんなときに、 今彼女が勤めている会社の背景制作部門で募集が出た。 彼女は 「キャラじゃなくてもいい!絵が描けるなら!!」 と、自分が描き溜めた作品のポートフォリオを持ってゲーム会社の面接を受けた。 そうしたらその面接で 彼女のポートフォリオを見た会社の人が、 「あなた、なんでもっと早く来なかったの?」と言ったそうだ。 今ではそのゲーム会社の 中堅デザイナーになって活躍しているし、 ノベルスの挿絵やイラストの仕事も入ってくるようになった。
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