変化2  ~美有~ #2

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リビングで着信音が鳴っていた。  YOUさんの携帯だ。 一度は切れたけど、すぐにまた鳴りだした。  携帯を手にベットにむかった。  「YOUさん、電話。何度もかかってるよ」 寝ているであろうYOUさんを気にせず起こした。 「んだよ。誰だよ」 不機嫌なまま電話にでた。  「はい。あ~何だよ。はぁ?寝たばっかだよ…………」 話してるのを聞いてるのが悪い気がして部屋をでようとした。 「んぁ、じゃぁ後で」 すぐに電話を切った。  振り返るとYOUさんは私をみていた。  「………だめかな?」 私は買ってもらった洋服に袖を通し、学んだ化粧を施した。 YOUさんに見せる為に、クルッと一回転してみせた。  「ん~~~………こっちきて」 ベットの中から私を呼んだ。  何も考えずにYOUさんに近寄る。 手が届く範囲に入った瞬間、手首を掴まれYOUさんの上にダイブした。  「…う!痛い」 私の下敷きになったYOUさんから漏れた。  「ゴメンなさい!!」 慌てて体を起こす……  「あっ!!!」 YOUさんの声で動きを止めた。  私はYOUさんの上に馬乗り状態。  「美有、そのままキスして」
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