変化2  ~美有~ #2

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YOUさんの手は私の腰にあった。  「してくれないと、犯すよ」 ニヤニヤ顔で言われても。  返答に困っていると、YOUさんの手が腰からお尻に降りてきていた。 一瞬、手の動きが止まる。 YOUさんの顔に驚きと………意地の悪い顔が広がった。  止まっていた手が腰元に戻った。  その手は休む事なく、お尻へと移動した。  下着の線を探すように。  私の顔が赤くなるのを感じた。  「早くキスして。じゃないと………」 スカートの中へ手を滑らせて来た。  「イヤ!ダメ!」 私はYOUさんの手を止める。 「だったら美有からキスして」 そう言うと私の両手を掴んだ。  YOUさんの大きな片手に私の両手首が収まる。  自由を奪われた体に緊張が走った。  「さて、美有さん。どーしますか?」 ふざけ口調でけしかける。  「分かったよ。キスするから手を放して」  YOUさんが力を弱め私は手の自由を感じた。  『私からYOUさんにキスをする。』  そう考えただけで顔から火がでそう。  覚悟を決めYOUさんの唇に私の唇を合わせた。
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