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甘くとろけそうな感覚と、身体を引き裂かれそうな痛みが交差する。
「美有、これからはYOUって呼べよ」
甘い声で囁く。
「・・いや、無理だよ。YOUさんはYOUさんだもん」
「いや、ダメ。YOUって呼ばないとこのままもう一回するけど、どーする?」
私が逃げる様に動こうとすると、YOUさんは私に深くキスを落とす。
「さあ、どうする?もう一回する?」
さっきまでの甘い痛みが頭をよぎる。
「い・・・ん、分かった!YOUって呼ぶから・・」
「うん。いい子だ。じゃ、用意して出かけよう。」
そういうと、シャワーを浴びに風呂場へ向かっていった。
サラッとベットから消えたYOUを確認したまでは憶えていたのに・・・・・。
「…………ゆ、美有」
YOUの顔が前にあった。
「起きれる?シャワー浴びれる?オレ的には、シャワー浴びさせたくないけど」
寝ている頭を起こしYOUに聞いた。
「なんで?」
YOUはニヤニヤして、
「だって美有の体、全部オレの匂いだから」
裸の私を眺めてながら言った。
「!!!!!!」
裸だった事に今、気づいた。
「もう!シャワー浴びてくる」
そう言い放ってベットからずり落ちた。
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