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YOUさんの言っている意味が分からなかった。
YOUさんが私の最初の男だと思っていたから。
私の頭はハテナで一杯になった。
YOUさんは私の頭をポンポンと撫ぜリビングに行ってしまった。
追いかけるようにYOUさんに続く。
ソファーにドカッと座ったYOUさんの前に立つ。
目で訴えた。
YOUさんの目が泳いでいる。
観念したように口を開いた。
「酔っ払った相手は抱けないつーの。だから、美有がオレを欲しくなったら言ってね」
ふざけた様にその事実を伝えられた。
唖然とした。
じゃ、今までの事は?
「ホントに?嘘じゃなくって?」
YOUさんをみる。
ため息つきながら、
「ホント。だって美有気づかなかったでしょ。最後までやってないよ。」
そういった後、気まずそうな顔をした。
・・・ホントなのかなぁ?
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