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「いてててっ」
私はYOUに思いっきり抱きついた。
YOUは私の下敷きになり笑った。
私は体を持ち上げ、YOUにキスをした。
YOUは満足そうに私を見返した。
床から起き上がり、私の目をみて、
「美有はオレの…………………………」
YOUの目を見返す。
YOUは『ふっ』と笑い、『さぁ、飯食いに行くぞ』と私を立ち上がらせた。
先が聞きたい。
贅沢になっている自分に気づいた。
これ以上ないくらい、ステキな想いなのに、私は『言葉』が欲しくなっていた。
態度やモノじゃなく、YOUの『言葉』が欲しい。
YOUはタバコ片手にドアをあけ、
「先行くぞ。」
赤くなった顔をサングラスで隠し出ていった。
私は充電キレのヤツを恨めしく思った。
だってソコにはYOUの言葉が入っていたから。
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