Very Merry Christmas!

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★ 「パパ!起きてよ、ねえ!!」 「んん?おはよ…、健太。パパまだ眠いよ…。」 今日は格別寒い朝だ。 寝室の空気もキンと冷えて、布団からはみ出た耳が冷たい。 夕べは久しぶりに、彼女を抱きしめて眠った。 柔らかな髪が頬に触れて少しこそばゆかったけど、彼女の体温が心地よくて、夢も見ないほどよく眠れたんだ。 朝の微睡みの中で、昨夜の幸せなシーンに思いを馳せる。 「もう…、起きてよ、パパ!大変なんだよ!!」 おいおい、どうか邪魔しないでくれよ。僕はまだこの余韻を味わっていたいんだ。 「何だよ、健太。まだ起きるには早い時間だろう?」 「だって大変だよ!サンタさんが来てないんだ!!」 「あっ!?」 しまった! そうだ。昨日は僕ら二人ともお喋りに夢中になって、プレゼントのことをすっかり忘れていた! 「ほら見てよ、パパにもプレゼント来てないよ! 何で?僕何か悪いことしたのかなあ? だから、プレゼントもらえなかったのかなあ?」 ベッドの上で健太がぐずり出した。 参ったなぁー。どうしよう。 そういえば、彼女の姿が見えない。まだシーツはほのかに暖かいのに。 「健太、ママは?」
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