プロローグ

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俺はいつの間にか、そいつと一緒に遊んでいた。 遊ぶ時はだいたい鬼ごっこをしていた。そいつが好きだったから。 そいつは途中から俺の保育園に入ってきた。 最初の自己紹介は、緊張のせいか声が震えていた。 その後、自由時間となった。 皆はあっという間に外へ出ていった。 何人かはそいつに話し掛けようかと思ったようだが、どこか話しかけづらそうにして、そのまま外へ出ていった。 俺はそいつに話し掛けたくなった。というか、話し掛けなきゃいけないような気がした。 俺は小さく深呼吸した。
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