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「ねぇ、他のみんなは?」
部屋の中を見回して真乃ちゃんが尋ねる。
「ああ・・・。
薫子はまだNi-naにいるから、多分着くのはギリギリじゃないかな?
純と優斗さんは、忘れ物があったって言って一度家に帰ってる。」
忘れ物を取りに行った純たちは、みぃちゃんを私たちに預け家へと戻っている。
しかし好奇心旺盛なみぃちゃんは、最初に預かっていた豊たちの目を盗んで私がいるこの部屋へ遊びに来ていたのだった。
「しかし美咲はよく動き回るよな?
まだ歩けもしないのに、はいはいだけであんなに移動して・・・。」
豊の手を離れて部屋の床を這い回るみぃちゃんに、斗真と真乃ちゃんが視線を向ける。
そんな彼らの間で、真之介はすやすやと寝息を立て始めていた。
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