7人が本棚に入れています
本棚に追加
「あぁ遊星の言うとおりだな。オレ達は仲間だ。なら3人で参加しようぜ!!」
クロウはガッツポーズをとる。
「確かにオレ達チーム5D'sで参加するのも悪くない」
ジャックは目を閉じ 、腕を組んで言った。
「遊星達だけじゃ足りないね。よくてチーム3D'sじゃないの?」
「誰だオレ達を侮辱するのは!?」
ジャックはキレながら声が聞こえた方に声を発した。
相変わらず短気だなぁ……
「オレだよオレ。龍亞だよ」
「龍亞だけじゃないけどね」
そこにいたのは龍亞と龍可だ。
「龍亞と龍可帰ってきてたのか!?」
そこにはロンドンにいるはずの大人びた青年の龍亞と同年なら代誰もが見とれるほどの女性になった龍可を見てクロウは驚く。
「チーム5D'sで出るならオレ達がいないとダメだぜ」
「オレ達だけでも足りないけどね」
龍亞は頭を掻きながら言った。
「だがなぁ
アキは医者だから参加できないと思うぜ」
クロウは少しがっかりしながら言った。
「医者になる道を選んだのはアキ自身だ。オレ達のわがままに付き合わせるわけにはいかない」
遊星は自分に言い聞かせる様に言う。
実際ここまで各地に離れた仲間が揃ったから全員揃うのを望んでしまった。
「確かに遊星の言うとおりだ」
ジャックはうなずきながら言った。
だがやはり共に戦ってきた仲間だやはり一緒に参加したいと思うのが心情だろう。
5人が悩んでるつらい沈黙の空気は長い間続いた。
その空気を壊したのはジャックだ。
「貴様ら久し振りの仲間を前にして何だ!!
その辛気臭い顔をするなぁぁぁぁぁ!!!!
遊星デュエルだ!!キングたるオレを負かした貴様に勝つ!!」
ジャックは遊星に指を指して怒鳴る。
「あ!?あぁデュエルだジャック!!」
遊星はカッコいい笑顔を出してヘルメットを持って外に出た。
最初のコメントを投稿しよう!