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「えっ?」
私は唖然とした。彼からいきなりすぎる一言だ。
『電話するのもめんどいしさ~会うのもお金かかるし、お別れする時は悲しいからさ』
私は何にも言えなかった
『最後にお願いしていい?』
「....何?」
私は泣いていた。
『泣くのは早すぎだよ?』
『俺と結婚してください』
「えっ?」
『だからさ、もう夫婦になって俺の側に居てくれない?』
「ごめん...泣いていい?」
『...いいよ?』
私は号泣した。近所のことも考えずに泣いてしまった。電話の向こうの彼にも聞こえたと思う。
「...ね、ねぇ?」
私はまだ涙を堪えながら話した
『大丈夫か?』
「大丈夫...私でいいの?」
『勿論だよ!俺は本当にお前のことが好きなんだよ!!』
「なら、幸せにしてよね?」
『勿論だとも♪』
「『愛してる』」
まさに、二人の気持ちが一つになった一言だ。
「...///」
『あっ!!被った~♪』
「い、言わなくても分かってるよ//」
『ふふっ♪それじゃ~今度、会いに行く時はスーツ来てくるよ』
「わ、分かった//」
『明日も仕事でしょ?今日はこれぐらいにしようか』
「あっそうだね。そしたら、また今度ね?....貴方(ボソッ」
『ん?なんか言った?』
『な、何も言ってない!!//』
『ならいいや。じゃまたね~』
そういうと彼は電話を切った。
そのあと、私は暫くぼーっとしていた。
「結婚か....ついに結婚」
そんな一人言をして、魔法にかかったように眠りについた。
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