物語が始まる頃に

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「実はさ?さっき可愛い女子がいるって聞いたんだよ」((ボソッ 友「よし行くぞ!とろとろすんな!!」 ・・・単純な奴・・まぁ人の事言えないが・・・まぁこれで心置きなくあの子を捜せるから作戦成功かな 友「さぁーさぁー!!どこやー!」 ・・・前言撤回・・想定外な失態だ・・ この調子でクラスを渡り歩くのか・・・ 初日そうそう変態・・いや、バカのレッテルを貼られそうだ・・・ ・・・とりあえず 「・・・落ち着けバカ!」((バシッ 渾身の力でチョップを頭に入れた。 友「ぬが!?・・・」 ・・・うん、ちょっと力入れ過ぎたかな・・・チョップを入れた手が痛いし・・(手を擦る) 「・・あの・・落ち着いた?」 とりあえず話しかけてみた。 友「その前に謝れや!!痛過ぎるんじゃボケゴラ!!加減ちゅうもんを知れやドアホ!」 ・・・うん、セオリー通りだが・・関西弁だと結構怖いな・・・ 「ごめん」 友「まぁええわ・・・で、いくで!」 ・・・うん、軽いな 「んーじゃ近いし隣の一組から見てみるか?」 まぁこれは妥当だろう 友「・・・いや、二階から回るぞ」 ・・・・・・理由聞くべきだよな・・・ 「・・えっとなんで?」 友「この後は、ホームルームやろ?最終的に自分らの教室に近い方が遅れる心配も少ないやろ、やから遠い二階の四組から見て行くんが最善ちゃうか?」 ・・・え、マジでコイツバカなのか賢いのか分からないな(汗) でも、そうだな・・・ 「うん、わかった。」 友「よし!んじゃ・・」(走る体制) ・・・え、なに?コイツ走る気満々なの?しかもクラウチングスタートなんだよ!!え?なに?ツッコンでほしいの!? 友「よーい!!」
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