物語が始まる頃に

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「だからマテェイ!!」 友「ぬらは!?」 また、渾身の力を込めてしまった・・・いや!!今回は大丈夫なはず!! ・・・はぁ、それにしても、油断してコイツの性格を忘れていた。(汗) 友「やから!加減しろや!」 「ならまず、お前が落ち着きを覚えてもらおうか!!」 友「あ!?・・・あ、そうやな・・」 「それにな?友也とは小学校からの付き合いだよな?」 友「え、あぁ・・うん・・」 「その頃から俺は言ってたはずだ!落ち着きを持てと!!!」 友「・・・はい。」 友也は、正座の体制を採っている。 「それそれなのにお前ときたら俺の言うことなんて聞きもしないし!それにお前には#¥*+@〇×■◆△●○・・・(以下略)」 友「はい、すみません。」 「はぁ・・・まぁ今日はこのくらいで許してやろう」 友「あの・・・幸樹君?」 「あ?」 友「本来の目的・・・」 「あ・・そうだった」 友也への説教に夢中になりすぎた… 友『…じゃ…行きます?…』 『あ、うん、ごめん』 友『よーし!じゃ!いくか!』 (教室のドアを勢い良く開ける) 『おう』 さて、思わぬことで遅れたがやっと本題だ、あの子は、何組なんだr 《キーコーカーコー×2》 友『…なぁ!?』  『…あ…ぁぁ…』 先生『よーしホームルーム始めるぞー…ってお前らなにやってるんだ?席座れ?』 『…はい』 友『マジか!?幸樹に説教されただけで終わってもうた!?』 …それはこっちの台詞だ!!バカに説教しただけでせっかくのチャンスを…
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