物語が始まる頃に

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友『さぁ!いくで!我が友よ!』 おいおいおい…ノリ良すぎて俺のフリを超えやがったぞ!? それになんだその目は…更に俺にも乗ってこいってか? やらないと決意したばかりの僕になんて仕打ちをするんだよ …あ、元々は俺が振ったネタだったな…はぁ…とりあえず、 『まぁ静かに話を聞くだけだけどな』 話の腰を折ってみることにしてみた訳だが…さぁどうだ? 友『それが長いしダルいんやろうが~』 おぉ、何事もなかったかのように戻って来やがった。 ※注意、自分もです。 先生『おーい、そこの二人?仲がいいのは良いが入学式すっぽかす気か?行くぞー』 その先生の声を聞き状況を見てみると僕の前に間が空いていて友也の後ろからは…うん‥早く行かないと… 『すみません…』 早足で前の子を追いかけていく 僕が動くのに合わせてせき止められていたクラスの行進の流れが動き出す。 …本当に申し訳ない… 友『幸樹ー遅いぞー』 …は?…あぁ!?コイツ全責任を俺にかぶせてきやがった!! 『お前後で覚えてろよ…』 とりあえずここでまた止まってしまうと今度こそやばそうだったからその一言だけ友也に告げて進んだ。笑顔でだ。 友「お、おう(-_-;)・・・」
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