家族になりたい

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「ひっ・・・久しぶりっ!」 声が震えて上手く言葉にならない。 私の声はあまりにも小さく、ちゃんと彼女のところまで届いたのだろうか? 純は少し怪訝そうな表情を浮かべ、言葉は発さず私に目配せをした。 ―――あっ、いけない・・・!! アヤの誕生日の夜、純がNi-naに来た時の事を思い出した。 あの日純は、アヤの誕生日を祝うため花束を持ってNi-naにやってきた。 しかし、その事実を優斗さんは知っていたのだろうか・・・? 私は余計な事を話すのは止めて、彼女に向かってニッコリと笑顔を見せた。
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