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私は奥の6人掛けのテーブルに通されアヤと並んで座った。
そして、私たちの向かい側にはアヤの両親が掛ける。
「さぁ、好きなものを選んで?」
豊川のおじさんは私にレストランのメニューを差し出す。
早速メニュー表を覗く私。
そこにはうどんを始め、カレーライスやチャーハン等、庶民が好む親しみのあるメニューが並んでいる。
しかもそのどれもが、ワンコインに毛が生えた程度の値段で提供されていた。
一番驚いたのは、ここにあるメニューのほとんどがこのレストランの創業当初からほぼ変わっていないという事だった。
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