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彼との始まり―京都の夜― #4
AM7:00
ゆっくりと開いた私の瞳に
最初に飛び込んだ愛しさの残像
既に目覚めていた彼の
私を見つめる眼差しと
止まぬであろう妖艶な表情を
捉えた瞬間
私は無言のまま
その
愛しさの残像を引き寄せていた
そう、私はまた…
彼を受け入れてしまったのだった
“二人の朝“
その日一日の彼は確実に
妖艶に変身していた
。・゜゜・
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