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俺は産まれた頃から、
学力があった。
1歳になると俺は、
もう喋れるし
割り算ができる知能があった。
誰にも教わってはいない。
自分の力で出来た事だった。
親は最初は驚いたが
嬉しさに異常な俺を可愛がってくれた。
だけど…そんな幸せは長くは
続かなかった。
5歳になると
俺の知能は大学入試も合格する知能があった。
少しずつ、親は、
俺を気持ち悪くなって
俺を公園に捨てた。
「…さむい…」
今の季節は、冬。
俺は震える。
すると、1人のおじさんが声をかけて来た。
「ん?君、大丈夫か!?」
おじさんは着ていたコートを脱ぎ
俺にかけてくれた。
「…おじさん…コート…汚くなるよ…」
俺はおじさんに言うが
おじさんは笑いながら、
俺をおんぶする。
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