夏の夜

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…………それから俺は暁紫音と名乗る吸血鬼に気に入られてしまった。 「優。 俺はお前が気に入った。 お前が嫌だと拒んでも必ず俺の物にする。」 なんて、意味のわからない宣言をされる。 俺の意見は聞いてくれねぇんだな(泣) それから暁は何故か俺の頭を撫でて去って行った。 ─近いうちにまた会うだろう─ なんて、意味深な言葉を残して。
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