365人が本棚に入れています
本棚に追加
/36ページ
じたばたと暴れる
祐希の身体を
抱きしめていると、
…何か、違和感を感じる。
「…ん…?」
わたしは祐希の
背中を探った。
「あ、ダメ、
そこ、だめ…っ」
身体をくねらせる
祐希のコートを
引っ張り上げ、
ズボンのおしりに
挿してあった
平たいものを取り上げる。
パッと身体を離し、自分の
手にあるものを見ると…。
『ロリロリ天国』
「…ゆーーーきっ!!」
「いやあ、武藤に
自慢しようと思ってさっ」
へへ、と笑ったいやらしい顔が
白井さんそっくりだったので、
わたしは思い切り、
祐希のおでこを
ひっぱたいた。
最初のコメントを投稿しよう!