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じたばたと暴れる 祐希の身体を 抱きしめていると、 …何か、違和感を感じる。 「…ん…?」 わたしは祐希の 背中を探った。 「あ、ダメ、 そこ、だめ…っ」 身体をくねらせる 祐希のコートを 引っ張り上げ、 ズボンのおしりに 挿してあった 平たいものを取り上げる。 パッと身体を離し、自分の 手にあるものを見ると…。 『ロリロリ天国』 「…ゆーーーきっ!!」 「いやあ、武藤に 自慢しようと思ってさっ」 へへ、と笑ったいやらしい顔が 白井さんそっくりだったので、 わたしは思い切り、 祐希のおでこを ひっぱたいた。
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