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Parttenza『パルテェンツァ』の人気パティシエである矢野さんの作るロールケーキは、甘さの中にまろやかさがある生クリームが特徴的で人気を博している。 このロールケーキをプレミアムプランの引き菓子にしたいと、パッケージデザインを依頼してきた。 通常は傷みやすい生クリームを引き菓子には使わない。 引き菓子は招待客が傷まず持って帰れる物が前提である。その為に常温保存が出来る焼き菓子、他にはチョコレートやキャンディなどの菓子類が用いられる事が多い。 その常識を覆すかのように、柴崎 圭はクラウドアートに来て、プレミアムプランの引き菓子のリストにロールケーキを追加をする事にしたと言った。 矢野さんの作るロールケーキはParttenza『パルテェンツァ』ならではという商品の付加価値が既についている。 それを利用して引き菓子のロールケーキは常温でも保存可能のバタークリームではなく、生クリームのロールケーキを使用するというのだ。 更にケーキを引き立たせた美しいパッケージは勿論のこと、長時間の保冷保存が出来るようにパッケージに工夫を施して欲しいと言う依頼をしてきたのだ。 そしてそのデザインを私にして欲しいと、指名してきたのだ。
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