僕の姉ちゃん、ぶっ飛んでる

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 姉ちゃんは意に介する様子もなく、そそくさとコタツに潜り込んだ。 「ねぇ祐希。ちょっと足、退けてくんない?」 「なんで?」 「プライベートルームにしちゃうから」 「えー」 「少しの間だけだから。オ、ネ、ガ、イ」  素直に僕が従うと、姉ちゃんはもぞもぞとコタツの中でうごめいた。しばらくして出てきたら、部屋着姿になっていた。  ビキニはそのままゴミ箱へポイ。  なんともまあもったいない。
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