第1話

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誰が言った 空は繋がってるよ   なら、あなたもこの空の下に・・・ ベランダから星をなぞり書きしたんだ 不格好な絵 と笑ってみた 残るのは冷たい白い息 ”会いたい” とメールを送った 指先が震えたのは寒さのせい ~ 遠距離はつらい メール、、液晶に並べられる文字で あなたの何を悟る ~   あなたが ”辛い””苦しい” と綴ったなら 私は、何をしよう 視界が歪んだ 液晶が泣いた 着信ランプが光った 冷たい風が雫をさらったとき   手から心が零れてしまった 雨が降り出す。 ”大丈夫” あなたは嘘つき 優しい嘘 、、私が大丈夫じゃないよ ”話が聞きたいの” 送信ボタンを押した気がしたの 夜空の星が見えなくなった 必死に円を描いた   繋がらなかった 胸を押さえ込んでしまったから 着信音が遠くに聞こえた (続く
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