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自分でも、わかる。
むき出しの下着からさらにあらわになったサクラ色の肌。
火照ったまんまの、身体にを、蓮見はいつもいとも簡単に抱きかかえる
それが恥ずかしいのか、淫らな姿がはずかしいのか、――蓮見の言葉が
混乱して声も出なくて。
濡れた艶やかな蓮見の唇から顔を背けると、顔を左右にふった
「――ウソばっかり」
蓮見の舌が、私の耳たぶを転がしながら、直接甘い吐息を流し込んでくる
身震いしてしまうくらい、脳に響く蓮見の声。
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