2話―転生の時間?

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「ではでは、修行に入る前に君が行く異世界ケートスの説明をするね」 「あ、今更だけど、俺はアイツがいる世界に行かないといけないのか?」 「…ごめんね。ケートスの女神が勇者の願いで薫と会いたいと言ったから運命を弄ったんだよ。だから…もうこっちからじゃ、どうしようも出来ないんだ…。だから、転生してもケートスに行っちゃうんだ」 アイツ…異世界で会ったらブッ潰す! 「はぁ、それならしょうがないか。でも、あいつが勇者か。お似合いだな」 「…すまん。話が逸れた。雰囲気も悪くしたな」 「いいよ。それが普通の反応だからさ」 「そうだ、教える前にケートスの言語理解と絶対記憶能力と検索能力あげなきゃ」 「サンキュー、でも何で検索能力あるのに説明するんだ?」 「?読者の為に決まってるでしょ」 「メタなことを当たり前に言うなあぁぁ!」
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