1話―フラグは回避可能?

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「嫌だ!薫も一緒に行こうよ!」 ブチッ 「俺は、お前の女々しい所、周りに気づかない鈍感さ、弱いくせに後先考えずに突っ込んでいく所、そしてその自己中さも嫌いなんだよ!」ブンッ 俺はそう言って呆気にとられ、しがみついていたあいつを振り払った。 「うわぁぁぁー!」パァァ そして、あいつは魔方陣に乗った瞬間に目も開けられないぐらい光り、目を開けた時にはあいつは消えていた。 「はぁ、ざまあみろ…。」 そして、俺はフラグが建たなかった事に喜びながら家に帰った。
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