~Start-up~

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「何か釈然としませんが...いいでしょう」 『何か...こっちが悪いみたいな言い方...』 「大切な人を守れる様な力を与えましょう」 『ま、まさか...これは...転生フラグだったのか??』 「そして...世界を....私を...」 「救って......ろ.....て」 「え!?」 消え行く少女の声は 最後の方は、よく聞き取れなかった。 そして頭の中に始まる英文字 Loading.... ............................ .................. ........... ...... ... .. . Loading.... Loading.... そうして闇の中の1点から、白く輝く光が青年をゆっくりと包みだしていく。 眩しさに眼を瞑り、次に瞼を開けたところには... 天使が・・・居なかった・・・ 『転生フラグじゃなかった...』 『しかし、この真っ白な部屋は一体....』 「ようこそ【Start-up to the New World ~新世界への始動~】へ」 「ここはSNW Tutorial Room(チュートリアルルーム)でございます」 スーツ姿のキャリアウーマンっぽい女性が語りだした。
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