誕生

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『…………冗談です。  ジュンナという名前、気に入りました。  ありがとうございます。  お礼にあなたにも名前を付けてあげましょう』  良かった。許してもらえたようだ。  これで一切サポートしてくれないという 、最悪の状態は避けることが出来た。  しかも名前までくれるなんて。  俺はジュンナにありがとうと答え、そのまま彼女の答えを待つ。 『では、あなたにはディロイと名付けましょう。  あなたと同じく私も思い付きです』  ディロイ……俺の名前か!!  ありがとうジュンナ、俺はこれからディロイだ!!  ここから、俺とジュンナの激しい生存競争は始まりを迎える。 『早速ですがディロイ、成長により体が100倍になったので早く食事しなければ死にますよ?』  ……前途多難だ。
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