いよいよ出発

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アル「仕方ないからちょっと本気でいこうかな」 そう言った瞬間、アルが消えた 尊「え!?」 あ、突然過ぎて目が追い付かなかったみたい 高速で移動したアルは、笑顔のまま モジャを細切れにして木との接合部分を引っこ抜いた 尊「……ねぇトシさん」 トシ「何だ?」 尊「今、アルって身体強化してた?」 トシ「してねぇ……つか、知識で知ってるだろ?この世界に身体強化の魔法は無い」 知ってる、知ってるけど あれで素の身体能力とか………エルティア人怖いな アル「ふぅ手間取ってごめんね」 汗一つ出てないから、本当に余裕だったんだな… 尊「あはは…お疲れ様!これね、新種でモジャって名付けたの!凄い回復薬の材料になるし、出汁が鶏ガラスープ味なんだって!せっかくだから半分は素材屋に卸そう?」 アル「それはいいね、その情報も一緒に売ればいい値段で引き取ってもらえるよ」 やったー! トシ「とりあえず…採ったものを選んで保管と販売で分けようぜ」 トシさんの一言で、採取したものを取り出してみせあう 採取量一番は俺だ!! アルは結構な時間戦闘してたみたいで数が少なかった あれ? 尊「これと、これと、これで……傷薬が作れる!」 アル「尊は薬師の知識もあるのか?作れるなら品物にしたほうが値は高くなるよ」 尊「作りましょう!!」 空間から道具を出して暫くゴリゴリ薬草とか潰していく その間にアルとトシさんはまた採取 ガンバレー!!
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