第1話、あたしのスナオ

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☆ 「って、はい? 早く一緒に帰ろうって、スナオ? どういうこと?」  ――あたし、顔を伏せて笑いこけていたんだけど……  顔を上げて、改めてスナオに視線を向けて、思わず、あたし、びっくりしちゃったわ。 「スナオってば、ウチの学校の制服着てるし……」  ――いつの間にか、一瞬にして、あたしが通う学校の制服に着替えてるじゃない! 「スナオったら、どんなイリュージョンかましてくれたの?」 ★
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