1 ついにきた昼休み。

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「あはははは」 何が面白いのかよくわからないが俺は笑っていた。 すると、ドアの開く音がした。 ん? 「あ、鶴夜(つるや)と鏡(きょう)だ。この時間なると来るんだよね。」 今は、12時52分。なんともいえない時間だ。 はいってきたその人たちを見る。 「・・・!!!」 なんとまあ、びっくりだ。 俺といい勝負のかっこいい男と、これまた俺といい勝負のかっこいい女だ。 男は黒髪、女の子は黒い長髪のポニーだ。※ポニー・・・ポニーテール 「おいナルシスト。お前はあれより下だからな!いい勝負とか思ってたら鼻で笑ってやるかんな!」 「いい勝負だ・・・」 「・・・フン(笑)」 「本当に笑った鼻で」 「・・・黙れ」 とこんなふうに俺がガキと戯れていると、かっこいい方々が俺の方へ来た。 「「そなたの名はなんというのだ!」」 「・・・え。」 なんだか時代がちがう。 「・・・おい、鶴夜。思ったのだが、私たちは自分から名乗るのが筋じゃなかったか?」 「ああ・・・そうだったな。ふう、どうやら午前のあの闘いでお互い疲れているようだ。」 彼らは武士か何かか? 闘いってこいつら喧嘩でもしてきたのか? 「鶴夜、鏡。」 サラが呼びかけた。 二人ははっとして俺へ向き直る。 「申し遅れてすまない。拙者は壱田鶴夜(いちだつるや)だ。そして、こっちが七岡鏡(しちおかきょう)、拙者の俗にいう・・・彼女だ・・・うぐっ」 「鶴夜。私は彼女という呼びかたは嫌いだ。やめろとあれほどいったであろう。」 鏡様(←なんとなく)が鶴夜を締めていた。 「・・・あーあの俺は朝槻才人ー。えーと、お二人は何者ですかね」 なんとなく鶴夜を助けてやりたく思う。 「私たちは「ああ、この二人は少し厨二病なだけだからあんまり気にするなよ才人」 春が鏡様をさえぎった。 「春殿。他人の話している途中に・・・「長くなるから」 がたっ 「痛えっ」 鶴夜が地べたに落ちた。
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