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1mくらい距離を開けて俺と秋は教室のボスのとこへ戻った。
そこでは待ちくたびれたみたいな(とはいえ7分しか待たせてない)、双子の片割れとボスがいた。
「はあ~秋何してたのー?いじめちゃだめだよー。」
「春、俺はべつにいじめっ子じゃないんだけど。」
どうやら片割れは春くんだそうだ。可愛らしいな。
「ボス―、名前なんて言うの。」
そういえば聞いてなかったと思って尋ねた。
「私は、サラだよ。カタカナ。」
「珍しいんだな。」
「そうかな。まあ、あんまりないね。」
外国人くらいしか見たことないなあ。
「あ、ちょっとおひるごはんまだじゃん。はやく行こう!」
忘れてた。
「忘れてた!もー秋のせいだよ」
春くん、なんか女の子みたいだなー・・・。
「うっせえな!このうざナルシのせいだよ!」
「・・・失礼な」
まったく秋は失礼な男だな。
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