1 ついにきた昼休み。

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***** 1mくらい距離を開けて俺と秋は教室のボスのとこへ戻った。 そこでは待ちくたびれたみたいな(とはいえ7分しか待たせてない)、双子の片割れとボスがいた。 「はあ~秋何してたのー?いじめちゃだめだよー。」 「春、俺はべつにいじめっ子じゃないんだけど。」 どうやら片割れは春くんだそうだ。可愛らしいな。 「ボス―、名前なんて言うの。」 そういえば聞いてなかったと思って尋ねた。 「私は、サラだよ。カタカナ。」 「珍しいんだな。」 「そうかな。まあ、あんまりないね。」 外国人くらいしか見たことないなあ。 「あ、ちょっとおひるごはんまだじゃん。はやく行こう!」 忘れてた。 「忘れてた!もー秋のせいだよ」 春くん、なんか女の子みたいだなー・・・。 「うっせえな!このうざナルシのせいだよ!」 「・・・失礼な」 まったく秋は失礼な男だな。
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