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“人生がつまらない”
と、感じたことはないだろうか。
毎日同じ景色を見て。
毎日なにも考えずに。
ただ暮らしていないだろうか。
彼女・・・紅玲奈はそうだった。
そして彼女は、玲奈は
“殺し”
という楽しみを知ってしまった。。
ただ非日常がほしかった。
でも、その非日常は1週間もすれば、日常になってしまった。
そしてついに、玲奈は相手を少しずつ弱らせ殺すことを知った。
玲奈の投球は確実になり、狙った場所にすべて当たった。
傷が増えていく姿に興奮した。
いつのまにか、男を誘惑し、眠らせ、絶望のなかに殺した。
美しい者の絶望した顔に恋をしていた。
しかし、玲奈は殺されてみたくなった。
“好奇心”
ただそれだけで。
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