第1話

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「ふんっ!まあいい…教えてやろう」 海人は顎に手をあてながらにやける。何こいつ…マジで気持ち悪いんだけど。 「それじゃあ、飯の調達をしてから教えてやろう。」 話をしている間に、俺たちは売店についていた。海人は売店のおばちゃんに話しかける。 「すいませーん。カレーパンとおにぎりと焼きそばください」 炭水化物のオーンパレードだと!? (ご主人ー私メロンパン食べたいです。) 俺の驚きを全く無視した声。シャルナだ。 わかってるよ。もともと買うつもりだったし。それよりも、海人の注文を聞いて何も思わないのか!? (どうも思いませんよー。ラーメンライスを頼むのと一緒です。) 確かに…言われてみるとそうだな。 「ほらほら、戦人は何を買うんだ?」 俺は海人に言われ、はっと気が付きあわてる。 「えっと…メロンパンと…焼きそばとおにぎりください。」 俺も海人と変わらねー。 (ぷっ…ご主人…おもしろすぎます…っ!) 五月蠅いシャルナ。慌ててて出てきた単語がその二つだったんだ。 「戦人、なんかお前顔が怖いぞ」 「うるせー、もとからだよ」
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