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「ふんっ!まあいい…教えてやろう」
海人は顎に手をあてながらにやける。何こいつ…マジで気持ち悪いんだけど。
「それじゃあ、飯の調達をしてから教えてやろう。」
話をしている間に、俺たちは売店についていた。海人は売店のおばちゃんに話しかける。
「すいませーん。カレーパンとおにぎりと焼きそばください」
炭水化物のオーンパレードだと!?
(ご主人ー私メロンパン食べたいです。)
俺の驚きを全く無視した声。シャルナだ。
わかってるよ。もともと買うつもりだったし。それよりも、海人の注文を聞いて何も思わないのか!?
(どうも思いませんよー。ラーメンライスを頼むのと一緒です。)
確かに…言われてみるとそうだな。
「ほらほら、戦人は何を買うんだ?」
俺は海人に言われ、はっと気が付きあわてる。
「えっと…メロンパンと…焼きそばとおにぎりください。」
俺も海人と変わらねー。
(ぷっ…ご主人…おもしろすぎます…っ!)
五月蠅いシャルナ。慌ててて出てきた単語がその二つだったんだ。
「戦人、なんかお前顔が怖いぞ」
「うるせー、もとからだよ」
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