19人が本棚に入れています
本棚に追加
貂蝉が居なくなったあと、俺は桃香を起こしにかかった。
一刀『おい!桃香、大丈夫か?』
桃香『あ、あれ…?ご主人様…?私、どうしたんだろ…。ご主人様とお話してたのは覚えてるんだけど、その後の記憶が…。』
一刀『…。(貂蝉を見たことが記憶から消されてる…。)大丈夫。少し疲れてただけだよ。』
そう言って、俺は話を切り替える。
一刀『そうだ。さっき話してた遊戯王のことだけど、なんとかなるってさ。』
その途端、パァーと桃香の顔が輝く。
桃香『ホント!?やったぁ!ありがとう!ご主人様!』
一刀『うん。だけど、集めてくれるのは俺の知り合いだから、お礼はそっちに言ってあげてね。』
桃香『うん。わかった!その人とも一緒に遊べたらいいね~。』
気絶しなければね……。
一刀『よし。じゃあ、ルール…規定のことだけど、それはカードが集まったらでいいかな?』
桃香『うん、大丈夫だよ!えへへ…。みんなにも伝えなくっちゃ!』
一刀『みんな…か。そこまで興味を持ってくれるかな…?』
桃香『大丈夫だよ~。みんな、天の国の遊びと聞いたら興味はあるだろうし…(なによりご主人様と遊べるだけで十分過ぎる理由だと思うし…。)』
一刀『…ん?ゴメン。最後の方が聞こえなかった。』
…とんだ天然すけこまし野郎である。…爆発しろ!
桃香『なんでもな~い!それじゃあ、ご主人様。そろそろ仕事に戻ろう?』
一刀『そうだな。今日も国の為に頑張ろうな。』
桃香『うん!』
そう言って、俺たちは仕事に戻っていった…。
最初のコメントを投稿しよう!