入学式って立場変わると凄く微笑ましく見えるね

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「…教科書おもっ…」 春「俺持つよ」 「あっ…ありがとうございます」 佳奈「ふぅ~!」 雅也「…なるべく早く教科書を並べてくださいね」 気遣いできる系男子がモテるって聞いたんだもん…俺です せっかくよさげな雰囲気だったのに… 春「…はい」 佳奈「春くん春くん どんな子たちが来るんだろうね 楽しみだね」 春「ねー いい後輩ができればいいな…」 ちょっと憧れでした 中学校の頃は関わりすらもってなかったし 部活もしてないし難しいかな…どうだろう わくわくする 雅也「君たちはいるんでしたっけ?入学式」 春「手伝いすれば残れる…的な感じだっけ?」 佳奈「そうそう どうしようかな…ちょっと見てみたい気もするし」 雅也「朝話しましたもんね 手伝ってくれたらありがたいんですけど…」 春「人手が足りなさそうならやるけど…佳奈はどうする?」 佳奈「私も 足りなさそうだったらにしようかな」 雅也「…誰も手あげませんでしたね」 春「あー…そうですね」 佳奈「うん…ちょっと上げようか迷ったもんね」 雅也「頼みたいってのはありますね 君たち仕事も早いですし」 春「…じゃあやります」 佳奈「…私もやります 頑張りますね」 だって目が…お前の目がやってって言ってるんだもん… そんなさ…生徒にそんな目しないでくれよ…
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