入学式って立場変わると凄く微笑ましく見えるね

12/12
前へ
/74ページ
次へ
雅也「…お前もしかして楽しんでる?」 春「…なんでばれたし」 雅也「俺はおもちゃじゃないんだよ…」 そんなこと嫌というくらい知ってるよ おもちゃはこんなにめんどくさくない 佳奈「なんだかんだ言って仲良しなのかな…?」 圭「………よくわかんないな」 それでいいです よくわからない感じでいいです 雅也「なんだよ皆して…あ」 春「…なによ」 雅也「なんかマイク足りなさそうじゃね? 俺ちょっと行ってくるわ」 佳奈「行ってらっしゃい」 圭「俺全然気が付かなかったわ」 春「…俺もです」 こんなはじなのによくわかったなお前 どんだけ目がいいのさ 佳奈「…たまにああいう細かいこと気が付くよね」 春「たまにな」 圭「どうっすか 仕事中の小林 悪くないんじゃないですか?」 春「…いつもあんなんならいいなーって思いますよ」 佳奈「ギャップギャップ」 …えー…あれがギャップ? ギャップっていうのは…もっとこう… 眼鏡を外したら美人だったとかふざけてるけどやる時やるとかさ 家にいるとなんかふざけてるのしか見てないからね ギャップっていうか…仕事モードなのはいいと思うけど 春「…仕事モードなのはいいと思いますけどね…」 圭「でも家でもあんなのだったら面白くないべ」 …なんか色々と考えてたけど牧村先生の訛りで 全部吹き飛んだ 『べ』って言うんだ本当に… 佳奈「べ?」 圭「…まぁ気にすんな」
/74ページ

最初のコメントを投稿しよう!

139人が本棚に入れています
本棚に追加