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「失礼します」
…MA☆JI☆DE？
佳奈「…君が？」
「はい…よろしくお願いします」
春「…神崎くん？」
葵「僕の名前覚えててくれたんですか？嬉しいです」
そう言って王子スマイル全開で入ってきたのは
去年の学校説明会でも、さっきの話でも出てきた
期待の天才１年生 神崎 葵くんでした
春「…えっと…え？」
葵「？」
雅也「…とりあえず 座って話を聞いてもらおうかな」
葵「はい」
うわあー…どこの王子様だよ君 何王国？
外国だろ？イタリアとか？フランスとか？
佳奈「…神崎くんが…この委員会に…」
葵「はい」
春「…」
葵「佐倉先輩、どうしたんですか？」
春「え？あぁ…なんでもないよ …なんで俺の名前知ってるの？」
葵「ふふっ 有名ですから」
春「はぁ…」
嫌な意味で有名じゃなきゃいいな…
雅也「…もうみんな知ってるかもしれないけど、自己紹介しようか 最初だしね」
そうだね それがいいね 引っ張るけど俺そんな有名なんですかね？
ちょっと怖くなってきたんですけど
佳奈「じゃあ私から ２年A組の桜坂佳奈です よろしくお願いします」
葵「去年説明会でお会いしましたよね？」
佳奈「覚えててくれたんだ ありがとう」
雅也「…」
うわあ、機嫌悪い お前嫌われるぞ
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